太宰が最後を遂げた町、三鷹へ。

(旅のルート: 計測中
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三鷹駅周辺の雑然とした街並みを撮影しておくべきだったかなと思った。
ここは、太宰治文学サロン。
太宰が酒を買い求めるため足しげく通った酒屋の跡地に作られた。

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中はマンションの一室ほどで非常に狭かった。
年配のお客さんが太宰談義に華を咲かせていた。

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斜陽館、天下茶屋、そして三鷹。
太宰治を巡る旅もようやくこれでお終いだな。

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税務署からの請求書について、支払うことができない旨の言い訳を書いた直筆の手紙だ。
やっぱり直筆の文章を読むと込み上げてくるものがある。
太宰も金に苦労していたんだなぁ、と共感し、嬉しくなる。
しかも、この言い訳は当然、却下されたようだ。
「納入の可能性はございません。」と書いたところで、税務署が、分かりました、という訳ないよな。

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アジサイを眺めながら、玉川上水沿いを歩く。

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ここが太宰が身を投げたところだ。
碑を建てることは遺族が許さなかったので、その代わりに青森産の石を置いている。
遺族からしたら、自殺したところだからね。
記念碑を建てて貰っても良い気分はしないだろう。

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玉川上水を舞台にした「乞食学生」という作品がある。
これは、初めて読んだとき衝撃を受けたよ。
川を流されてきた青年を助けたら、凄く生意気な奴で、説教してやろうと思ったんだけど、最後は意気投合する。
そんなストーリーなんだけど、オチが凄いんだよ。
こっそり言うけど、何と夢オチ。
目が覚めたら土手で寝ていたという、まさかの夢オチだよ。
きっと太宰も苦肉の策だったんだろうな。
太宰が自分の作品をポストに投函したときの心情をこう書いている。
「わぁ、と叫んでそこらをくるくると走り狂いたいほど恥ずかしい。下手なのだ。私には、まるで作家の資格が無いのだ。」
太宰に親しみを感じた。

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今の玉川上水は水深は10センチもないんじゃないかな。
多分、くるぶしのあたりくらいまでだと思う。
太宰のマネをして入水自殺しようとしても、無理だよ。

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太宰が訪れたという陸橋へ。
この辺りも様変わりして当時の様子はほとんど残っていないのだけど、この陸橋だけは例外のように当時の面影を残している。

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階段を上る。

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錆びた鉄橋といい、古びたコンクリートといい、ここだけ時間が止まったように思える。
すごく懐かしい感じがするよ。

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コンクリートがはげ落ちて、階段はかなりボロボロになっている。

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鉄橋も錆びが進行している。

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太宰が眠る禅林寺へ。

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日曜日だというのに全然、人がいなかった。

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お墓に到着。
墓地が広くて探すのに苦労した。
観光案内の看板もなく、他のお墓に隠れて、ひっそりと佇んでいた。
献花と線香を持ってくるべきだったと後悔する。

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手を合わせ太宰治を偲ぶ。
あなたの執拗なまでの自嘲と卑下に溢れた作品に共感し、また時には滑稽にさえ思い、笑わせて頂きました。
自分を貶める作風は、今や個人ですら文章を公開できるようになった昨今、ますます影響力を強め現代に生き続けていますよ!
と報告した。
「生まれて、すみません。」
私もそう思いますが、死ぬ勇気もないので、なんとか生きていこうと思います。


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